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デザインは「情報のかたまり」

 

デザイナーは、モノやコトの魅力や役割を伝える仕事です。
伝えるためには、まずそのものを知る必要があります。

1つ1つの情報を得る時、大切なのは、そこに自分の気持ちを入れないこと。
洗い出したものを並べ、分類し、取捨選択、強調、時にはシャッフル!
デザインはそんな作業です。

芸術性や感性が前面に押し出され、語られることの多いデザインですが、私は、デザインは「情報のかたまり」だと思って見ています。
デザイナーが情報をどう切り取り、どう扱うか(表現するか)が、「売れる」「活きる」「にぎわう」「愛される」などを左右することにもなります。

情報を届けたい相手を絞り、その人の視点と動線について思いを巡らせる。
誰が、どういうシチュエーション、どんな気持ちで利用するのか。
そして、その先の物事がどう動くのか。

そんなふうに情報に向き合うと、見えなかったものが見えてきます。
ここが、デザインをしていてわくわくするところです。

モノやコト × デザイナー = 魅力が伝わる、喜びや心地よさが生まれる、世界が拡がる

そんな答えを導き出すことができたら最高だな!